ノンテンダーで退団も…半年ぶりにNPB復帰
ソフトバンクは16日、日本海オセアンリーグ・福井ネクサスエレファンツに所属する秋吉亮投手(33)の獲得を発表。背番号は「49」に決まった。
秋吉はパナソニックから2013年ドラフト3位でヤクルトに入団し、ルーキーイヤーから3年連続で60試合以上に登板するなどリリーフの一角としてフル回転。
しかし、2018年終了後に谷内亮太とともに、高梨裕稔、太田賢吾と2対2のトレードで日本ハムに移籍すると、新天地では年々成績を落とし、2021年シーズン終了後に西川遥輝、大田泰示とともにノンテンダーで自由契約に。
楽天へ加入した西川、DeNAへ加入した大田とは異なり、秋吉はNPB球団との再契約に至らず、2022年から始動した独立リーグ「日本海オセアンリーグ」の福井ネクサスエレファンツ(前BC福井)でプレーを続けていた。
半年ぶりにNPB復帰を果たした秋吉は、日本海オセアンリーグを通じて、「目標であったNPBに戻る目標を叶えることが出来てすごく嬉しいです」と喜びのコメント。リーグと福井球団、ファンへの感謝を述べ、「しっかりと結果で恩返しできるように、福岡ソフトバンクホークスに行っても頑張ります!」と活躍を誓った。
ソフトバンクは、開幕からブルペンを支えてきた又吉克樹が右足を骨折し長期離脱するなど、ここへきて救援投手陣のやりくりに苦戦。リリーフ整備を模索するなか、NPB通算379試合登板を誇る経験豊富な右腕に白羽の矢が立った格好だ。