ニュース 2022.07.18. 23:33

ヤクルトは14安打で8得点も6連敗…松元監督代行「明日につながる」

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ヤクルトのドミンゴ・サンタナ (C) Kyodo News

復帰2戦目のサンタナが2発


 今季初の5連敗で本拠地に戻ってきたヤクルトは18日、巨人に8-10で敗戦。

 打線は14安打を放ち、本来の粘りの野球を見せたが、投手陣が16安打を浴びて逆転負け。連敗が6に伸びた。




 この日存在感を放ったのが、左半月板のクリーニング手術を経て復帰を果たしたドミンゴ・サンタナだ。

 3回先頭の第2打席。2ボール・2ストライクから巨人先発・菅野智之のスライダーを振り抜くと、高々と舞い上がった打球はレフトスタンドへと着弾する5号ソロ。「復帰して早い段階で本塁打を打つことができて良かったです」と喜びを口にした。

 さらに5回の第3打席でも、一死走者なしから菅野のストレートをとらえ、左中間スタンドに運ぶ6号ソロ。「村上に負けないように、どんどん打っていけるように頑張りたい」と力強く語った。



 初回は二死満塁の好機でホセ・オスナが10号満塁弾。村上の後を打つ5番・6番の外国人コンビで計6打点をマークした。

 チームは新型コロナで主力選手が大量離脱。苦しい状況が続いているが、この日は内山壮真や長岡秀樹、奥村展征が復帰。長岡が代打で登場して安打を放てば、7回には2番に入った元山飛優が復帰した選手に負けられないとばかりにライトスタンドへ1号ソロ。「ここまでアピールできていなかったので、絶対に打つんだと強い気持ちで打席に入りました」と、今季初安打が本塁打となった。

 打ち合いに敗れたものの、松元ユウイチ監督代行は「みんな諦めないで最後まで粘り強く攻撃もできたし、明日につながると思っている」とコメント。監督代行としての初白星を手にすることはできなかったが、戦いぶりには手ごたえを語った。

 主力を欠く中でも、選手たちは最後まで諦めないという姿勢を崩すことはなかった。明日こそ、神宮のファンの前で連敗を止めてみせる。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)



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