2022.07.19 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 7 | 終了 | 1 | 北海道日本ハムファイターズ |
京セラD大阪 |
各球種の精度高く「絞るのは難しい」
オリックスの山岡泰輔投手(26)が19日、本拠地での日本ハム戦に先発し、7回・112球を投げ7安打1失点、3四死球7三振の内容で今季6勝目を手にした。
毎回走者を背負うピッチングではあったが、味方の援護にも恵まれ、きっちりハイクオリティースタートでゲームメイク。失点は先制した直後の3回に近藤健介の適時打で許した1点のみに抑え、リーグトップの防御率も「1.75」に良化した。
19日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の高木豊さんは、「安定していますよね。身体小さいのに上から振り下ろすので角度を感じますよね。縦割れのスライダーも天下一品ですし。言うことないですよ」と山岡の投球を絶賛した。
同じく番組に出演した真中満さんは、「いろんな球種があるじゃないですか。全部がカウント球、全部が勝負球になるんですよ」と、山岡が投じる変化球の精度の高さに注目。この日の投球はストレートとスライダーが中心の組み立てではあったが、カットボール、カーブ、チェンジアップといった球種も散りばめ要所を締めた。
真中さんは「僕ならコースで狙いたい」と山岡との対戦をイメージしたものの、「絞るのは難しい」と今季の山岡が打者の想定を上回る投球を披露していると指摘。「ある程度早いカウントから狙い球を絞っていきたいですよね」と、他の投手以上に投手有利のカウントを作られる前に勝負を仕掛けていく必要があると話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』