マツダスタジアムで今季初勝利
阪神は広島の本拠地で今季初勝利を挙げて3位に浮上した。
今季1勝10敗と苦手にしている広島相手に2回、二死から四球とヒットで一・三塁とすると梅野隆太郎のタイムリーで先制。3回は中野拓夢と熊谷敬宥の連打で無死一・三塁の好機を作ると近本光司のピッチャーゴロの間に1点を加える。6回には二死二塁から、この試合で先発出場した北條史也が3塁線を破るタイムリー二塁打で3点目を奪った。
先発のウィルカーソンは5回2/3、76球、5安打、無失点で5勝目。渡邉雄大、浜地真澄、湯浅京己とつなぎ、9回は岩崎優が締めて20セーブ目を記録した。
19日のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した真中満さんは「下位打線がうまくつないで攻略しましたよね。北條は元々レギュラーを取っていた選手なのでこういう選手が頑張ってくれると雰囲気も良くなりますし。大山も戻ってきたし打線は一時元気がなかったのでここでみんなで乗っていきたい感じですね」と振り返り、チーム状態が上向いていると言及した。
MCを務めた大久保博元さんも「正直、開幕のあの酷い状態からよく上がってきたと思うんですよ」と語ると、解説を務めた高木豊さんは「頑張ってますよ。いろんなこと言われながらね」と同調し、「真中さんが言ったように北條も使ったら頑張るし、大山もヒットを打ったし、これからもっと安定して上がってくるんじゃないでしょうかね」と今後への期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』