ニュース 2022.07.24. 07:30

「臼井には全幅の信頼を置いている」。東京ガス・山口監督が6回のピンチにマウンドへ行った理由

【都市対抗野球大会】
日本製鉄鹿島(鹿嶋市) 4 - 10 東京ガス(東京都)
<2回戦 東京ドーム>

「臼井には全幅の信頼を置いているので、特に行って何かを伝えようというのはなかった」。

 8-3の6回裏、東京ガスの先発・臼井浩は二死満塁のピンチを招き、日本製鉄鹿島・林悠平を迎えたところで山口監督はすかさずマウンドに向かった。

 山口監督は「相手バッターにしてみればベテランの林選手、タイムマネジメントというんですかね、いい流れで打席に立たせてしまうと長打を打たれるイメージがふっとわいたので、臼井に謝りながら“タイムマネジメントだぞ!”」と、臼井に声をかけた。

 「ただ、力まずに落ち着いてセカンドゴロを打たすくらいのイメージでいいんじゃないの。大した話ではなく、本当に言ったらセカンドゴロになったので、臼井さすがだなと思ってベンチで見ていました」。

 臼井はこのピンチに林を初球のシュートで二ゴロに仕留めピンチを脱した。臼井は3回までに3点を失いながらも、4回以降は粘りの投球で6回、7被安打、1与四球、3失点と試合を作り、チームを勝利に導いた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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