投手役は自主トレを共にした日本ハム・清宮
『マイナビオールスターゲーム2022』の第1戦(19時開始予定)が26日に福岡PayPayドームで行われる。それに先立ち恒例のホームランダービーが行われ、ソフトバンクの柳田悠岐外野手(33)が27日に松山・坊っちゃんスタジアムで行われる決勝戦に駒を進めた。
ルールは2分間、球数無制限で策越えの数が多かった打者が勝ち抜け。同点の場合は1分間の延長戦を行う。この日はファン投票上位で選ばれた柳田、山川穂高(西武)、大山悠輔(阪神)、牧秀悟(DeNA)の4選手が登場した。
1回戦最初の対戦は柳田vs.牧。先攻で1本に終わった牧に対し、柳田は投手役を務めた清宮幸太郎(日本ハム)のスローボールをキッチリと捉え5スイングで2本の柵越え。この時点で勝ち抜けとなった。続く対戦は大山と山川。先攻で4本塁打を放った大山に対し、後攻の山川はいきになり2連発を記録するなど計5発で勝利を決めた。
準決勝は先攻で7本塁打を放った柳田に対し、山川は初戦の疲れもあったのか3本止まり。本拠地で豪快アーチを量産した柳田は「清宮幸太郎のボールが良かっただけです」と謙遜。あすの決勝へ「清宮と共に戦って来ます!」と声を張り上げた。
あすは村上宗隆(ヤクルト)、佐藤輝明(阪神)、ブランドン・レアード(ロッテ)、浅村栄斗(楽天)の4選手が登場予定。この中の勝者が柳田と決勝戦を行う。