2022.07.26 19:00 | ||||
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PayPayドーム |
東條のコロナ陽性により、補充選手として球宴初出場
ロッテの小野郁投手(25)が26日、『マイナビオールスターゲーム2022』の第1戦(PayPayドーム)で球宴初登板。1イニング3者連続奪三振の圧巻投球を披露した。
監督推薦で選出されていたチームメイトの東條が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、急遽、補充選手として球宴初出場が決まった右腕。1-2の5回表、全パの5番手投手としてマウンドに上がり、まずは9番・中野(阪神)を最後は内角低めに食い込むスライダーで空振り三振に仕留めた。
続く塩見(ヤクルト)に対してはブレーキの効いたカーブでカウントを稼ぎ、最後はこの日最速の157キロの直球で空振り三振。続く近本(阪神)もカウント1-2と早めに追い込み、最後は低めスライダーを振らせ圧巻の3者連続奪三振をマークした。
福岡県久留米市出身の小野は、西日本短大付高を経て2014年のドラフト2位で楽天入り。FA移籍した鈴木大(現楽天)の人的補償選手として2020年にロッテに加入した。
プロ8年目の今季は、前半戦すべて救援で38試合に登板し0勝0敗15ホールド、防御率1.80の好成績をマーク。凱旋登板となった地元・福岡で成長した姿を披露した。