2022.07.27 18:30 | ||||
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松山 |
3連続Kの小野に賛辞連発「当たる気しないよ」
26日にPayPayドームで行われた『マイナビオールスターゲーム2022』第1戦はオール・パシフィックがサヨナラ勝ち。実力者揃いのパ・リーグ救援投手陣は、5回以降一人の走者も許さない圧巻のリレーを見せた。
全パ投手陣は序盤2イニングこそ立て続けに失点したが、4回一死から本田圭佑(西武)がダヤン・ビシエド(中日)に右安打を許したのを最後に、打者17人連続アウトの快投を披露。
特に5回に登板した5番手・小野郁(ロッテ)は、最速157キロを計測したストレートとスライダー、カーブのコンビネーションで、中野拓夢(阪神)、塩見泰隆(ヤクルト)、近本光司(阪神)を三者連続三振に仕留めた。
同日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の高木豊さんは、「投高打低って言われるけど、今日しっかりわかったような試合でしたよ」と、球宴第1戦が今季の野球を象徴するような一戦だったと指摘した。
特に新型コロナウイルス陽性判定を受けた東條大樹(ロッテ)の代役として、初の夢舞台で躍動した小野のパフォーマンスについては「代替選手ですよ?それが3三振とるんだから。それも一番速いんじゃないかっていうボールを投げて。もう圧巻だったですよ。当たる気しないよ。え?何投げちゃってるの?っていうような感じ」と賛辞を連発。興奮を通り越し、半ば困惑した様子で小野の投球を振り返った。
さらに「平良の真っ直ぐも素晴らしかったし、益田のテクニック、モイネロのカーブ…ハンパないですよこれ。バッター出身でこれは打てないよって言っちゃいけないけど、これは相当なにかしないと打てないですよ」と、パ・リーグが誇るリリーフ投手陣のレベルの高さに感嘆の声を漏らしていた。
▼ 球宴第1戦・パ投手リレー
(ソ)大関友久 1回2安打0三振1失点
(オ)山岡泰輔 1回1安打1三振1失点
(楽)則本昂大 1回1安打2三振0失点
(西)本田圭佑 1回1安打1三振0失点
(ロ)小野 郁 1回0安打3三振0失点
(西)平良海馬 1回0安打2三振0失点
(ロ)益田直也 1回0安打1三振0失点
(ソ)モイネロ 1回0安打0三振0失点
(楽)松井裕樹 1回0安打0三振0失点
投手9人=9回5安打10三振0四球2失点
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』