○ カブス 4 - 2 パイレーツ ●
<現地時間7月26日 リグリー・フィールド>
カブスの鈴木誠也外野手(27)が26日(日本時間27日)、本拠地でのパイレーツ戦に「3番・右翼」で先発出場。自己最長の133メートル弾を放つなど4打数2安打1打点と活躍した。カブスは今季初の6連勝で残る借金は17。パイレーツの筒香嘉智内野手(30)は出場しなかった。
鈴木は初回の第1打席、一死一塁でパイレーツの先発右腕・ウィルソンと対戦。1ボール後のスライダーを弾き返した打球は左中間を破る二塁打となった。4試合ぶりの安打で一死二、三塁の先制機を演出。続くハップの2点適時二塁打で2点目のホームを踏んだ。
その後の2打席は凡退したものの、3-2と1点リードで迎えた8回はイニング先頭で救援右腕のクロウと対峙。2ストライク後のチェンジアップを完璧に捉えた打球は、左翼席後方に設置された外灯ポールを直撃する8号ソロとなった。飛距離はメジャー自己最長の436フィート(約133メートル)を計測し、打球速度は104.9マイル(169キロ)。ポールに当たらなければ場外に消えていた特大弾だった。
チームに貴重な追加点をもたらし、本拠地ファンの大歓声に包まれながらダイヤモンドを一周。この日は4打数2安打1打点の活躍で打率は.272、OPSは.816となった。