大型内野手とリリーバーの1対1交換トレード
DeNAと楽天は28日、伊藤裕季也選手(25)と森原康平投手(30)のトレードが成立したと発表した。
楽天へ移籍する伊藤裕は、日大三高から立正大を経て2018年のドラフト2位でDeNAに入団。パワフルな打撃が武器の大型内野手として期待されていたが、なかなか一軍定着にできず、通算36試合の出場で打率.247(81-20)、4本塁打の成績。2年目以降は本塁打なく、今季はわずか7試合の出場にとどまっていた。
一方、DeNAへ移籍する森原は山陽高から近畿大工学部、社会人の新日鉄住金広畑を経て2016年のドラフト5位で楽天に入団。2019年には64試合に登板し29ホールド、防御率1.97と、ブルペンを支える活躍を見せたが、その後は故障の影響もあり登板機会を減らしていた。
トレードが決まった両選手ともに所属チームへの感謝を口にし、伊藤裕は「思うような結果が出せず、悔しい気持ちがありますが、野球人として自分らしい結果を残せるように、また新たな地で頑張りたいと思います」とコメント。
森原も「一日一日を大切にして自分の出せるパフォーマンスを全部出して、少しでも横浜DeNAベイスターズの戦力になれるように頑張りたいと思います」と新天地での活躍を誓った。
▼ 伊藤裕季也選手 コメント全文
このたび、東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍することになりました。
ベイスターズに入団してから今まで、多くの方々に支えていただき、感謝しています。
思うような結果が出せず、悔しい気持ちがありますが、野球人として自分らしい結果を残せるように、また新たな地で頑張りたいと思います。
3年半お世話になりました。ありがとうございました。
▼ 森原康平投手 コメント全文
楽天イーグルスには本当にいろいろな経験をさせていただいたという思いが一番で、プロ野球選手としても一人の人間としても成長できたことは感謝しかありません。
一日一日を大切にして自分の出せるパフォーマンスを全部出して、少しでも横浜DeNAベイスターズの戦力になれるように頑張りたいと思います。