○ 阪神 6 － 0 ヤクルト ●
＜14回戦・甲子園＞

　阪神の新外国人・ロドリゲスが来日4試合目で、移籍後初本塁打を放った。

　3－0の4回無死走者なしの第2打席、ヤクルトの先発・小川泰弘が1ボール2ストライクから投じたスライダーを振り抜くと、打球はレフトスタンド中段に突き刺す本塁打となった。

　ABCラジオ制作で29日にニッポン放送でも放送された『阪神－ヤクルト戦』で解説を務めた下柳剛氏は、「スライダーの投げ損ないなんですけど、変化球の甘めというのは飛びますね。今まで欲しかった外国人の一発が出たので、タイガースにしたらここからの追い上げは楽しみになるんじゃないですかね。失投を逃さずに打つとなったら、楽しみですね」と期待を寄せた。

　ロドリゲスは5－0の8回無死二塁の第4打席では、今野龍太が1ボールから投じた2球目のカットボールをレフト前に弾き返す適時打を放った。

　ここまでのロドリゲスについて下柳氏は「反対方向にもヒットが出ている。そんなにムキに引っ張ることではないので、広角に打てるのではないかなという気がしています。スイングはすごいですよね。本当に当たれば飛びそうですよね」と評価していた。

（提供＝ABCフレッシュアップベースボール）