ソフトバンク・和田毅 (C) Kyodo News

◆ ベテランらしい投球で連敗ストップに貢献

 ソフトバンクがホームで3連敗を回避。

 31日の西武戦は投打が噛み合い4-2で勝利。先発した41歳の和田毅は、5回1失点の好投で今季3勝目を挙げた。

 初回から3本の安打を許し、森友哉に適時打を許して失点。その後も毎回安打を浴びながら、最後は踏ん張りスコアボードにゼロを並べていく。

 この日は5回98球で降板となったが、まさに要所を締める投球で失点は初回の1点だけ。チームの連敗阻止に貢献した。

 今季の成績は10試合登板で3勝2敗だが、防御率は堂々の1.89。規定投球回には届いていないものの、ベテランらしい熟練の投球で先発としての仕事を全うしている。

 31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した五十嵐亮太氏も、「安打は許していたんですが、抑えるポイントというのを知っていますよね」と経験豊富な左腕の投球を称賛。

 この日も5回での降板にはなったが、「5回を迎えた時点で88球だったんですが、それでも三振を2つ奪えるというのは力が落ちていないことの証明。これだけ投げられれば、今後はもっと長いイニングも行けると思う」とし、ここからのさらなる良化にも期待を寄せた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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