野球伝来150年 プロアマ記念試合
○ U-23 NPB選抜 8 - 6 大学・社会人選抜 ●<神宮>
「野球伝来150年 プロアマ記念試合」のが1日に神宮で行われ、U-23 NPB選抜が大学・社会人選抜に8-6で勝利した。
U-23 NPB選抜は初回、一死三塁から中村奨成(広島)の遊ゴロで三走の藤原恭大(ロッテ)が生還し先制。2回は3連打で無死満塁とすると、長谷川信哉(西武)と阪口樂(日本ハム)の連続犠飛で2点を追加した。
さらに3回には、二死一・三塁から黒川史陽(楽天)の2点適時打でリードを広げる。6回には無死二塁から赤羽由紘(ヤクルト)の2ラン、7回は正木智也(ソフトバンク)の適時打でダメ押し点を奪うなど、13安打・8得点を記録。
投げては先発を託された根尾昂(中日)が快投。最速153キロの力強い直球で1三振を奪うなど、三者凡退で無失点スタート。その後は1回ずつの継投で大学・社会人選抜を7回まで1点に抑えたが、8番手の鈴木裕太(ヤクルト)が、被安打5・2四球の乱調で5失点。
2点差に追い上げられたが、最後は中川虎大(DeNA)が締めて試合終了。8-6でU-23 NPB選抜が勝利した。
大学・社会人選抜は、先発したドラフト候補の青山美夏人(亜細亜大)が2回3失点。“二刀流”としても注目を浴びる矢澤宏太(日本体育大)は、最速151キロをマークし1回を2奪三振で1失点。打っては8回に一死二・三塁からライトに2点適時打を放つなど存在感を示した。
また、打者では注目スラッガーの蛭間拓哉(早稲田大)が4打数2安打・1打点。中山遥斗(三菱重工East)は5打数3安打とプロ相手に結果を残し、こちらもアピールに成功した。