今季の新人王候補が離脱へ
ソフトバンクは3日、所属する大関友久投手(24)に左精巣がんの疑いがあり、2日に手術を行ったことを発表。
競技復帰の時期は未定で、球団広報は今後について「体調を見ながら検査を受けていく」と説明した。
大関は土浦湖北高から仙台大を経て、2019年の育成ドラフト2位でプロ入りした左腕。
プロ2年目の昨年5月に支配下契約を勝ち取ると、今季は18試合の登板(うち先発15試合)で6勝6敗、防御率3.01をマーク。オールスター初戦で先発登板も務めた。
ところが、ここ2試合は早い段階で打ち込まれるシーンも目立ち、7月の月間成績は1勝3敗で防御率8.10と大苦戦。立て直しが待たれる中、ここに来て戦列を離れることが発表された。
経緯としては、先週末に本人から左の睾丸に違和感があるという申し出があり、病院を受診したところ腫瘍の疑いが発覚。
再検査を受けた上で、悪性腫瘍の可能性もあるということで、2日に福岡市内の病院にて左睾丸の高位精巣摘除術を受けた。
手術は無事に終了しているが、競技復帰の時期は未定だという。
今後は1週間程度の入院を経て、本人の体調を見ながら検査を受けていくとのこと。競技に復帰できる時期は未定となっている。
前半戦では新人王の筆頭候補にも挙げられる活躍を見せただけに、チームにとっては大きな痛手。早期の復帰と巻き返しが待たれる。