9日、ロッテ戦の5回に今宮の右前打で長駆ホームインするソフトバンク・周東

◆ いるだけで厄介な存在「プレッシャーかかってくる」

 ソフトバンクの周東佑京選手(26)は9日、敵地で行われたロッテ戦に先発出場。持ち前の快足を活かし2得点を挙げ、チームの勝利に貢献した。

 衝撃的だったのは1点リードして迎えた5回の攻撃だった。一死無走者の場面から一塁方向への絶妙なセーフティーバントで出塁すると、次打者の今宮健太に対するカウント1-1からの3球目にエンドランを敢行。今宮が狙いすましたように広く空いた一二塁間をゴロで破ると、打球はちょうど右中間の真ん中へ。周東は三塁付近で一度スピードを緩めたかに思われたが、三塁ベースを蹴るや再び加速し2点目のホームに生還した。

 周東は3回にも今宮の左中間二塁打で一塁から長駆ホームインしていたが、5回の2点目はフェンス到達前に右翼手のレオネス・マーティンが処理してのもの。驚異的なスピードでもぎとった得点シーンはSNSでも話題となり、Twitter上では「#周東は一塁でも得点圏」と、鷹の韋駄天を称えるハッシュタグがトレンド入りした。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の真中満さんは、「あの右中間の当たりで一回止まってからでも帰ってこれるわけですからね…」と周東の走塁に感嘆。

 また、「周東選手が打席に立つと野手にもいろんなプレッシャーがかかってくると思うんですよ。セーフティーバントもそうですし、内野も通常の位置より前に守らなくちゃいけないので、速い打球も取らなくちゃいけない。いろんなプレッシャーをかけられる選手。相手からすると嫌な打者だと思いますよ」と“打者・周東”の存在感についても言及した。

 周東は昨秋に右肩の手術を受けた影響で、プロ5年目のシーズンは出遅れた格好となっていたが、ここまで48試合に出場し打率.293(157-46)、4本塁打、13盗塁、OPS.751と、パンチ力も手に入れ成長をアピール。与えられた出場機会で好成績をマークしている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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