2022.08.10 18:00 | ||||
北海道日本ハムファイターズ | 2 | 終了 | 2 | 埼玉西武ライオンズ |
札幌ドーム |
当初はセーフ判定も「ボナファイド」適用
10日に札幌ドームで行われた日本ハム-西武(18回戦)で「ボナファイド」ルールが適用されるシーンがあった。
2-2の同点で迎えた8回裏、一死一・二塁ボールカウント3-2から日本ハムの走者がスタートを切り、打者・近藤健介が放った打球は二塁へ。守る西武は二塁手・外崎修汰が遊撃手・源田壮亮へグラブトスし4-6-3の併殺を狙ったが、この際に勢いよく二塁ベースへ滑り込んだ一塁走者・清宮幸太郎と源田が交錯。源田は清宮に足をすくわれるような形で転倒し、一塁へ送球することもできなかった。
この時点での審判の判定はクロスプレーとなった二塁もセーフ。しかし、西武の辻発彦監督がリプレイ検証をリクエストすると、責任審判の笠原昌春球審が「ただいまのプレーで清宮選手はアウト。そして危険なスライディングとしてボナファイドスライドルールを適用して、打者走者の近藤選手もアウトといたします」と説明。結果的にダブルプレーが成立し、西武は一死一・二塁のピンチを切り抜ける格好となった。
中継映像では二塁ベース上で起きたクロスプレーのリプレイを繰り返し放送。清宮のスライディング自体は二塁ベース方向へ向かっていたが、勢いよく滑り込んだ身体が二塁ベース上へ乗っかるような形で源田の右脚に衝突。
両選手ともにトレーナーが駆け寄り身体の状態を確認している場面があったが、大きな故障につながった様子はなく、プレーを続行している。