阪神・伊藤将司 (C)Kyodo News

◆ ボールに込められた意図を問う

 阪神の伊藤将司投手は10日、敵地でのDeNA戦に先発し8回3失点で今季3敗目(8勝)を喫した。

 7回までは相手先発・濵口遥大と一歩も譲らぬ投手戦を演じたが、8回二死から二塁手・山本泰寛のエラーで走者を背負うと、佐野恵太に左安打で繋がれ二死一・二塁に。ここで迎えた4番・牧秀悟を2球で追い込むも、3球目の内角速球を左翼フェンス直撃の二塁打とされ、これが決勝打となった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、阪神バッテリーが牧に対して“内角のストレート”を勝負球に選んだ是非が話題となり、番組に出演した野球解説者の五十嵐亮太さんは「彼(伊藤将)がどういう気持ちで投げたのかですよね」と、ボールに込められた意図に問題があったのではと話す。

 「見逃し三振を狙いにいったのか、ボール球でいきたかったのか。前者だとすると僕は間違いだと思います。あそこは2ストライクで牧ということもあって、本当に大事にいかないといけない場面。できればボール、最悪デッドボールでもいいんじゃないかというくらい際どいところに投げたいボールだった」

 捕手の梅野隆太郎が構えたのは牧の膝もと。仮に死球になっても、直後に適時打を許した5番・宮﨑敏郎と満塁で相対することになり、阪神バッテリーが苦しい状況になっていたことに違いはないが、「どちらにせよ窮屈なのは窮屈。インコース攻めるのに当てるのも嫌だったら、足もと狙ったほうが避けられるので、1球外すならインローに外すのがいいと思う」と五十嵐さんは続けた。

 ただ、打線の援護に恵まれず、最後は味方の失策も絡んで決着がついてしまった非情な結末。五十嵐さんは「それまでかなり粘っていいピッチングをしていたので、あの1球だけ責めるのはちょっと苦しい。かわいそうかなと思います」と、最後は決勝打を浴びた伊藤将を思いやった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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