『第104回全国高等学校野球選手権大会』
○ 近江 8 - 3 鶴岡東 ●
<8月12日 2回戦>
今春のセンバツで準優勝を果たした近江(滋賀)が、3季連続で3回戦進出。エースで4番、主将も務めるチームの大黒柱・山田陽翔(3年)が決勝打、投げては9イニング149球の完投でチームを勝利に導いた。
先制直後の3回に強打の鶴岡東打線に捕まり2被弾。それでも逆転を許した直後の攻撃で同点とし、自ら勝ち越しの左翼線適時二塁打を放った。主導権を奪い返してからは、エースとして粘りのピッチングを披露しゼロ行進。11安打を許しながらも12三振と要所を締め、9イニングを一人で投げぬいた。
試合後、インタビューに応じた山田は「次に繋がる試合ができたということは嬉しく思います」と2回戦突破に安堵の表情を見せたものの、自身の投球については「上ずった球は外野を越す、フェンスを越すという当たり、“やっぱり甲子園だな”という当たりを打たれた。自分としてはすごく反省の出た試合だと思います。(自己評価は)50点くらい」と冷静に振り返った。
それでも、女房役の大橋大翔(3年)を試合中に呼び寄せ、「変化球を振ってもらおう」とシフトチェンジ。「大橋もしっかり身体で止めてくれた」と臨機応変に対応する修正力も見せた。
次戦は海星(長崎)と天理(奈良)の勝者と、大会15日目の第4試合(15日15時30分~)で対戦予定。投打にチームを支える大黒柱は「まずは次の試合もしっかり投げられるように疲労回復を急ぎたいと思います」と中2日で挑む次戦を見据えた。
○ 近江 8 - 3 鶴岡東 ●
<8月12日 2回戦>
今春のセンバツで準優勝を果たした近江(滋賀)が、3季連続で3回戦進出。エースで4番、主将も務めるチームの大黒柱・山田陽翔(3年)が決勝打、投げては9イニング149球の完投でチームを勝利に導いた。
先制直後の3回に強打の鶴岡東打線に捕まり2被弾。それでも逆転を許した直後の攻撃で同点とし、自ら勝ち越しの左翼線適時二塁打を放った。主導権を奪い返してからは、エースとして粘りのピッチングを披露しゼロ行進。11安打を許しながらも12三振と要所を締め、9イニングを一人で投げぬいた。
試合後、インタビューに応じた山田は「次に繋がる試合ができたということは嬉しく思います」と2回戦突破に安堵の表情を見せたものの、自身の投球については「上ずった球は外野を越す、フェンスを越すという当たり、“やっぱり甲子園だな”という当たりを打たれた。自分としてはすごく反省の出た試合だと思います。(自己評価は)50点くらい」と冷静に振り返った。
それでも、女房役の大橋大翔(3年)を試合中に呼び寄せ、「変化球を振ってもらおう」とシフトチェンジ。「大橋もしっかり身体で止めてくれた」と臨機応変に対応する修正力も見せた。
次戦は海星(長崎)と天理(奈良)の勝者と、大会15日目の第4試合(15日15時30分~)で対戦予定。投打にチームを支える大黒柱は「まずは次の試合もしっかり投げられるように疲労回復を急ぎたいと思います」と中2日で挑む次戦を見据えた。