過密日程の救世主として期待
DeNAは14日、新加入のロバート・ガゼルマン投手(29)の入団会見を実施。
MLB通算184試合に登板した長身右腕は「とてもエキサイティングな気持ちです。チームのために、試合に勝てるように頑張るだけです」と意気込みを語った。
会見に同席した三原一晃球団代表は「先発・中継ぎともに実績のある投手。どちらも期待している」としたうえで、「シーズン途中で残り試合も少ない。より一軍に上がるスピードが早いということで、リリーフの方から準備してもらいたいと考えています」と現状の見通しを語った。
ガゼルマンは「ベイスターズからオファーをいただき光栄です。とてもエキサイティングな気持ちです」と喜びを語り、「一番自信があるのはシンカーです。2番目に得意なのはチェンジアップ」とコメント。また、「スライダーとカーブも練習しています」とさらなる進化をめざして取り組んでいるという。
DeNAは9月に過密日程が控えているだけに、すでに登板数がかさんでいるリリーフ陣を救う救世主となるか。「チームのために、試合に勝てるように頑張るだけです」と語る193センチの大型右腕に注目だ。
取材・文=萩原孝弘