ニュース 2022.08.16. 23:12

DeNA・今永が粘投し菅野に“初勝利” 指揮官も称える「精神的なスタミナはさすが」

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菅野に投げ勝ち今季7勝目を掴んだDeNA・今永[写真=萩原孝弘]
2022.08.16 18:00
横浜DeNAベイスターズ 3 終了 1 読売ジャイアンツ
横浜
○ DeNA 3 - 1 巨人 ●
<14回戦・横浜>

 セ・リーグ2位のDeNAがホームで巨人を迎撃。主力が戻ってきたライバルを制し、真夏の6連戦の大事な初戦を見事にモノにした。

 初回は切り込み隊長・桑原将志の二塁打を皮切りに、2番・楠本泰史が送りバントでランナーを進めると、佐野恵太のセカンドゴロの間に桑原がホームイン。巨人先発の菅野智之からわずか5球で先取点をもぎ取った。

 エース今永は2回、岡本和真に特大同点弾を許し、3回までに60球と苦しみながらも粘り続けると、打線も5回、ネフタリ・ソトのソロ本塁打と桑原将志の二塁打で2点の勝ち越しに成功。援護を受けた今永は7回を117球で投げ切り、伊勢大夢、山﨑康晃の盤石のリレーで逃げ切った。

 お立ち台に上った今永は「球数が多くなってしまった。欲を言えばあと1回ぐらいは投げられるピッチャーになりたい」と“投げる哲学者”らしいセリフでスタンドを沸かせた。

 今季7勝目を手にした左腕は「今日も結果ほど内容は良くなかった。丸さんや岡本選手のツーベースは、浮いた半速球は投げてはいけないのに投げて、ピンチを作っているので良くなかった」と反省。しかし「チームが最後勝って終われることは、何よりも達成感がある。僕の役割は何があってもチームを勝たせること。チームからも託されている」と、エースの仕事を全うしたことでの安堵感も漂わせた。

 また、「プロに入って菅野さんと投げあって、勝ったことが一回もなかった。目標の一つでもあったので達成できて良かった」と“初勝利”に胸を張った。


指揮官は攻守にナインの戦いぶりを称賛


 三浦大輔監督も「調子自体はそんなに悪くなかったと思うんですけど、初回から警戒しながら、ランナーを背負いながらでも本当に我慢強くよく投げた。毎回毎回(走者が)出ていると精神的にもしんどくなってくるところでの精神的なスタミナはさすが今永」とエースの粘りを称賛。

 キーポイントとなった8回の4番・中田翔、坂本勇人、岡本和真を3人で片付けた伊勢にも「キッチリと期待に応えてくれますし、見た目だけじゃなく投球にも貫禄が出てきた」と再敬礼した。

 初回の攻撃も「桑原が出て、楠本が一発で決めてくれましたし、佐野はヒットじゃなくても守備隊形を見て、まずは先制点をしっかり取れた。ああいう点の取り方は非常に大きい」とキャンプから取り組んできた1点にこだわる姿勢が形になっていることにも目を細めた。

 これで本拠地12連勝。貯金も4とイケイケムードに「ベンチでも全員で向かっていってますから。たとえ追いつかれても『イケるんだ』という空気がベンチに充満している」と手応えを口にした指揮官。三浦ベイスターズはあすも巨人を叩き、首位を虎視眈々と狙っていく。

取材・文・写真=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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