SNS通じてメッセージ「これからも応援よろしくお願いします」
ソフトバンクは18日、腫瘍の摘除術を受けた大関友久投手(24)について、摘出された腫瘍を病理解剖した結果、腫瘍以外にがん細胞は入っていないことが確認されたと発表した。
大関は7月末に左の睾丸に違和感を覚え、病院を受診したところ腫瘍の疑いが発覚。再検査を受けた上で、悪性腫瘍の可能性もあるということで、2日に福岡市内の病院にて左睾丸の高位精巣摘除術を受けていた。
術後の検査では腫瘍にがん細胞が入っていないことが判明し、現在は自宅静養中。今後は経過観察を継続し、来週以降にリハビリを開始する予定だという。
大関は同日に自身のTwitterアカウント( @tomo34100 )を更新し、「球団からの発表にもあった通り、左精巣の腫瘍摘出手術を受けて、無事終了し退院しています。突然のことで僕自身もいろいろと不安な気持ちにもなりましたが、早期発見ということもあり、病理検査の結果を見ても、順調に競技に戻れそうです」とコメント。
手術にあたった医師らへの感謝の思いも綴り、「リハビリからのスタートになりますが、早くチームの力になれるよう、また以前よりも力をつけた姿を一軍で見せられるよう、焦らずに頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いします」と、ファンへメッセージを送った。
支配下2年目の今季は、18試合に登板し6勝6敗、防御率3.01の成績を残し、自身初のオールスターゲームにも出場。前半戦は新人王候補にも名乗りを上げる活躍を見せていた。