伊勢が3者三振で流れを呼び込む
DeNAは巨人に3連勝で本拠地・横浜スタジアムでの連勝を14に伸ばした。
2点を追う6回、牧秀悟の適時二塁打、ソトの押し出し四球で同点に追いつくと、8回に4番手でマウンドに上がった伊勢大夢が中田翔、ポランコ、岡本和真を3者連続空振り三振で無失点に抑える。8回裏の攻撃で佐野恵太がこの日2本目となる本塁打で勝ち越し。9回は守護神・山﨑康晃がきっちりと試合を締めた。
18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興さんは、15日(今永-伊勢-山﨑)、16日(濵口-平田-入江-エスコバー)、17日(ロメロ-中川-エスコバー-伊勢-山﨑)という3連戦の継投について「この3連戦の継投だけでも、左の勝ちパターンはエスコバーしかいないので連投になっていますが、それ以外は勝ちパターンでこれだけの人数を投げさせることができるという、今のDeNAの強さの象徴ですよ」と指摘。
「9月に入ると10連戦もあるので、ここが機能することによって先発ピッチャーも気持ちが楽になる。この相乗効果はバッターにも影響するので、(今後の連戦で)いい形で試合をするには中継ぎピッチャーの充実が欠かせないと思いますね」と、好調の要因には中継ぎ陣の安定が大きいとの見解を語った。
MCを務めた高木豊さんは「ベイスターズは9月に入ったらすごい日程を組まされていますが、阿波野さんがピッチングコーチだったら、この(中継ぎ)メンバー見たらいけると思いますか?」と質問すると、解説を務めた阿波野秀幸さんは「これは手応えありですね。左はエスコバーだけなんですけど、それを上回るくらいは右は充実している。入江は球にスピードがありフォークもあるので、そういうピッチャーは助かりますよね」と応じ、9月は30日間で27試合する超過酷日程に耐えうるリリーフ陣の層の厚さを評価した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』