昨季“9回”の打席で勝負強さを見せたロッテ・岡大海は、今季も変わらず9回に素晴らしい打撃を披露している。
昨季は4月21日の日本ハム戦、4-5の9回に杉浦稔大からバックスクリーンに逆転サヨナラ2ランを放てば、10月15日のソフトバンク戦では1-1の9回に森唯斗から左中間スタンドにサヨナラ2ラン。さらに10月10日の日本ハム戦の2-4の9回に、左中間スタンドに値千金の同点2ランを放つなど、9回に岡に打席が回ってくると、何かが起こりそうな雰囲気が球場全体にあった。
今季も9回に回ってきた打席で勝負強い打撃を披露する岡だが、9回限定で調べてみると、打率.227(22-5)、3四死球。ただ、代打、代走、守備固めなど途中出場したときの岡は最強打者になる。途中出場したときの9回の打席成績は打率.444(9-4)だ。
7月21日の西武戦では、2-4の9回一死満塁の場面で藤岡裕大の代打で登場し、平良海馬が1ボール2ストライクから投じた4球目のカットボールをレフト前に同点の2点適時打。代走から途中出場した8月12日の日本ハム戦では、2-2の9回一死二、三塁で回ってきたこの日の第1打席、ロドリゲスが1ボールから投じた2球目のツーシームをレフト前に弾き返すサヨナラ打を放った。
途中出場した9回の打席は現在2戦連続安打中。ちなみに今季の岡の途中出場したときの打撃成績は打率.375(16-6)、4打点、代打成績は打率.375(8-3)、3打点だ。
スタメン出場した試合でも結果を残している。『9番・一塁』で出場した8月7日の西武戦では4打数4安打1打点、8月2日の楽天戦から7日の西武戦にかけて先発出場した4試合全て安打を放った。打順別では7番で出場したときの打率が.333(36-12)で、5月12日の楽天戦から3試合連続でマルチ安打(7番で出場した試合に限る)をマークした。
スタメン、途中出場でもいい働きを見せ、チームに貢献する岡。今後もビハインドの9回に岡が打席に回ったときの打撃に期待したいが、チーム目線でいえば9回までに勝利することが一番だ。“ヒロミナイト”に期待しつつ、9回までに勝利する試合を増やしたい。
文=岩下雄太
昨季は4月21日の日本ハム戦、4-5の9回に杉浦稔大からバックスクリーンに逆転サヨナラ2ランを放てば、10月15日のソフトバンク戦では1-1の9回に森唯斗から左中間スタンドにサヨナラ2ラン。さらに10月10日の日本ハム戦の2-4の9回に、左中間スタンドに値千金の同点2ランを放つなど、9回に岡に打席が回ってくると、何かが起こりそうな雰囲気が球場全体にあった。
今季も9回に回ってきた打席で勝負強い打撃を披露する岡だが、9回限定で調べてみると、打率.227(22-5)、3四死球。ただ、代打、代走、守備固めなど途中出場したときの岡は最強打者になる。途中出場したときの9回の打席成績は打率.444(9-4)だ。
7月21日の西武戦では、2-4の9回一死満塁の場面で藤岡裕大の代打で登場し、平良海馬が1ボール2ストライクから投じた4球目のカットボールをレフト前に同点の2点適時打。代走から途中出場した8月12日の日本ハム戦では、2-2の9回一死二、三塁で回ってきたこの日の第1打席、ロドリゲスが1ボールから投じた2球目のツーシームをレフト前に弾き返すサヨナラ打を放った。
途中出場した9回の打席は現在2戦連続安打中。ちなみに今季の岡の途中出場したときの打撃成績は打率.375(16-6)、4打点、代打成績は打率.375(8-3)、3打点だ。
スタメン出場した試合でも結果を残している。『9番・一塁』で出場した8月7日の西武戦では4打数4安打1打点、8月2日の楽天戦から7日の西武戦にかけて先発出場した4試合全て安打を放った。打順別では7番で出場したときの打率が.333(36-12)で、5月12日の楽天戦から3試合連続でマルチ安打(7番で出場した試合に限る)をマークした。
スタメン、途中出場でもいい働きを見せ、チームに貢献する岡。今後もビハインドの9回に岡が打席に回ったときの打撃に期待したいが、チーム目線でいえば9回までに勝利することが一番だ。“ヒロミナイト”に期待しつつ、9回までに勝利する試合を増やしたい。
文=岩下雄太