「“4分差”はかなり離れている」としながらも…
日本ハムが敵地でソフトバンクに3連敗。
これで今季のPayPayドームでの試合が終了。BIGBOSSは地元での最終戦を白星で飾ることができなかった。
今季の残り試合も「31」となり、いよいよシーズンも大詰め。チームは最下位と苦しんでいるが、今後の楽しみと言えば、打撃成績でリーグトップに立つ松本剛の歩みだろう。
この日も2安打を放ち、これで今季の打率が.356(323-115)に。2位の吉田正尚が.316(310-98)だから、かなり大きなリードと言える。
21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した真中満氏も「この時期の“4分差”というとかなり離れているんですよね」と語り、松本の初タイトルを有力視している。
その一方で、「2人とも途中で欠場していた時期もあるので、打席が少ない分まだ下がったり上がったりの幅がある」とし、最後まで気が抜けないことを強調。
加えて「何と言っても2位は吉田正尚ですから。ハマったら大変なバッターなので、松本もまだ油断はできないなという感じですよね」とライバルの手ごわさを挙げながら、首位打者争いを展望した。
同じく番組に出演した五十嵐亮太氏は、奮闘を続ける松本について「故障明けですが、好調をキープしていますよね。変わらず追い込まれてからの反対方向への打撃が上手い。それは変わっていない」と語り、骨折でやく1カ月間の離脱がありながら、打席での感覚に狂いはないとコメント。
番組MCを務める岩本勉氏は、早期の復帰だけに「ケガした箇所も見切り発車な部分があると思う」と心配しつつ、「逆の脚を痛めたりせず、シーズンを走り抜けることができたらいいですね」とエールを送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』