楽天・藤平尚真 (C) Kyodo News

◆ プロ6年目で本拠地初勝利

 楽天が連勝でロッテに勝ち越し。

 21日の試合は5投手の継投でロッテ打線を1安打に封じる完封リレー。先発した藤平尚真が今季初勝利を挙げ、2018年9月17日・ロッテ戦以来となる約4年ぶりの白星を掴んだ。

 今季7試合目、先発としては4度目となるマウンドに登った右腕は、初回から2つの三振を奪う好スタート。2回に菅野剛士に初安打を浴びるも、傷口を広げることなくスコアボードにゼロを並べていく。

 先制点をもらった直後の6回表、先頭の茶谷健太に四球を与え、一死を奪ったところで降板。宮森智志が残った走者を還すことなく2つのアウトを奪い、以降は宋家豪から西口直人、松井裕樹と繋いで1点のリードを守り抜いた。

 藤平は5回1/3を投げて83球、被安打はわずかに1、2四球・7奪三振で無失点。今季初勝利を挙げ、これが実に1434日となる一軍での勝利。さらにはプロ6年目にして初めての本拠地での白星となった。

 21日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した五十嵐亮太氏は、この日の藤平について「まっすぐの強さはもちろん、前回の登板からチェンジアップを投げ始めたそうなんですよ。そのチェンジアップに若干の微調整を加えながら投げていて、それがカウント球としても決め球としても使えるようになったので、新しいピッチングスタイルになっていますよね」と解説。

 つづけて、「その新しいスタイルで勝ち星を掴むことができたということは、取り組みが良い方向に向かっているということ。本人も投げていてどんどん楽しくなってくると思うので、今後の彼の投球がとても楽しみになりました」と語り、生まれ変わったドラ1右腕の今後に期待を寄せた。

 同じく番組に出演した真中満氏も、「この日はストレートの走りが良かったので、チェンジアップやカーブも上手く使うことができましたよね。こういう投球ができれば勝ちは付いてくる。次の登板も期待したいですね」と高く評価。

 この日の勝利でチームも3位に浮上。遅れてきた23歳右腕が上位追撃の使者となるのか、藤平の今後の登板が楽しみだ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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ベースボールキング編集部

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