○ 巨人 6 － 0 中日 ●
＜18回戦・東京ドーム＞

　巨人の中田翔選手（33）が23日、本拠地で行われた中日戦で4打数2安打2打点をマークし、史上47人目となる通算1000打点に到達した。

　「4番・一塁」で先発出場した中田は、初回二死一塁の場面で相手先発・勝野昌慶の初球を左中間へ弾き返し先制適時二塁打とすると、3点リードで迎えた5回の第3打席には二死一・二塁のチャンスで左前適時打。6連敗中だったチームを連敗ストップに導く2本のタイムリーヒットを放ち、“平成生まれ”の選手では初となる1000打点の大台に到達した。

　記録達成の瞬間、中田は表情を崩すことなく一塁ベース上で記念ボードを掲げてスタンドへ挨拶。試合後のヒーローインタビューでは「1点入ってよかったと、安心したという思いが強かった」と節目到達の瞬間を振り返った。

　また、「打点というのは自分を犠牲にしてくれるバッターもいますし、その中で僕は打点を稼ぐということにすごく魅力を感じてやってきた。1000打点は一つの区切りとしてすごく良かったなと思います」と喜びを口にした。