ニュース 2022.08.23. 22:39

ヤクルト・村上が45号逆転3ラン! V2へ向け「目の前の試合に勝つ」

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45号逆転3ランの瞬間…確信しベンチを指差すヤクルト・村上宗隆
2022.08.23 18:00
東京ヤクルトスワローズ 5 終了 4 広島東洋カープ
神宮
○ ヤクルト 5 - 4 広島 ●
<19回戦・神宮>

 豪打一閃。頼れる4番の一撃が試合の流れを一気に変えた。ヤクルトの村上宗隆が2-4で迎えた6回一死一・二塁から球団の日本人記録を更新する45号逆転3ラン。これが決勝点となり、広島に逆転勝利を収めた。

 「みんなが繋いでくれたので、なんとかしたかった。厳しいコースでしたが、上手く反応してしっかり押し込むことができました」

 初球を空振りしてカウント0-1。広島の3番手・島内颯太郎が投じたインハイのストレートを振り抜くと白球はライトスタンド上段へと消えた。「内角の難しい球が来るイメージはありました」と村上。本塁打を確信し、味方のベンチへ向かって主砲が吠えた。

 4ゲーム差で首位に立つヤクルトだが、8月はこの試合前まで16試合で6勝10敗と苦戦。26日からのDeNAとの直接対決を前に負けられない戦いの中、頼れる4番がチームを救った。

 高津臣吾監督は「初球空振りして、その次の真っすぐをしっかり捉えた。すばらしいバッティングだったと思います」と称えた。

 この日は先発の石川雅規が、大卒投手では初となる史上7人目の通算500試合先発登板を達成した。初回、ライアン・マクブルームに先制3ランを浴びたが、2回以降は走者を出しても石川らしい粘りの投球で得点を許さず、5回7安打3失点という内容だった。

 高津監督は石川について「本当にすばらしい。おめでとうとしか言いようがない。いろんな気持ちを常に持ち続けて、この500回先発としてマウンドに上がっているのは、相当強さがあるのかな。心身ともに強さが500という数字になったんだと思います」と、小さな大投手に賛辞を贈った。

 劣勢の中で投打ともに粘りを見せて逆転勝利。DeNAが勝ったためゲーム差は4のままだが、村上は「自分たちの野球をして、目の前の試合に勝つ」と誓った。

 史上最年少での通算150号まであと「1」。厳しい戦いを乗り越え、2年連続で歓喜のゴールテープを切るため、主砲が明日も勝利の放物線を描く。
 
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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