大卒では初の大記録達成!
ヤクルトの石川雅規が23日の広島戦に先発登板し、プロ野球史上7人目、大卒では初となる500試合先発を達成した。
今季12試合目の先発マウンドに上がった石川は初回、マクブルームに3ランを浴びたが2回以降は無失点に抑え、5回76球、7安打3失点で降板。今季6勝目はならなかったが粘りのピッチングを披露した。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した阿波野秀幸さんは「年間25試合先発するピッチャーを6人そろえると150試合ですから、1年間ローテーションを守ったという位置づけです。500試合投げるということは1年間25試合投げて20年かかるわけですよ。石川投手は21年目ですから多少の増減はありますが、ずっとこのペースできている。これは桁外れの数字。本当に凄いんですよ」と手放しで称賛。
「体格とか見ても長くやることは大変そうですけど、投げ方とかタイミングだったり年々進化しているんですよ。こういう向上心もここまできた理由だと思いますね」と大記録を打ち立てられた理由を語った。
先発登板の最多記録は米田哲也の626試合で、小山正明(583試合)、鈴木啓示(577試合)、金田正一(569試合)、東尾修(537試合)、山本昌(514試合)に続く、史上7人目の記録。石川は今季12試合に先発登板し、5勝3敗で通算勝利数は182と、200勝の大偉業まであと「18勝」となっている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』