カギは「力みが抜けるかどうか」
DeNAは敵地で阪神に0-5で敗戦。
この日は打線が10残塁と好機で1本が出せず、守備でもミスが出て完敗。連勝は8で止まった。
先発のフェルナンド・ロメロが初回に押し出しで1点を献上してしまうと、3回は大山悠輔と糸原健斗の適時打で2点を失い、さらに二死一・二塁から三塁手の宮﨑敏郎がまさかのトンネル…。0-4と一気に突き放されてしまった。
打線も相手先発・西純矢を打ち崩すことができず、6回までゼロ行進。7回は2番手・岩崎優を攻めて二死ながら満塁のチャンスを作ったが、佐野恵太が捕邪飛に倒れて得点ならず。
その裏に1点を加えられ、8回と9回は安打を放ちながらも無得点。4投手のリレーを前に無得点に抑え込まれ、0-5で敗れた。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した江本孟紀氏は、「甘い球を打ち損じるシーンが目立った」と指摘。「チームの状態も良いので、追いかける展開の中でも『俺がここで!』というね。『ここで一本出れば一気に!』という思いが強すぎたのかな」と語り、連勝中が故の落とし穴だったと振り返る。
7回の満塁のチャンスで凡退した佐野についても、「8月は少し数字を落としていますけど(月間打率.286)、調子が悪いわけではないと思う。あとは力みが抜けるかどうか」とした。
連勝はストップしたものの、大久保博元氏は「今日の負けは分かりやすい負け。あまりやることはないと思いますし、たぶん落ち込んでいないと思いますよ」とコメント。
26日からは17連勝中の本拠地・横浜スタジアムに戻り、首位・ヤクルトとの直接対決。江本氏も「今日は完璧にやられた負け。切り替えられれば」とし、“連勝ストップ”をあまり意識しすぎないことをポイントに挙げた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』