村上敬遠後のチャンスを生かせず
ヤクルトは延長戦で広島に競り負けて連勝は「2」でストップした。
同点で迎えた8回、一死二塁で村上宗隆が申告敬遠されると、続くサンタナは死球で満塁。しかし、山田哲人が三振、中村悠平もセンターフライに倒れ、勝ち越しのチャンスを活かせなかった。勝ち越された延長10回も二死満塁と一打逆転サヨナラの好機を作ったが、1本が出ず敗戦。3併殺、12残塁と打線につながりを欠いた。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した江本孟紀氏は、「ちょっとこういう展開になってきたらヤクルトも気をつけないといけない」とコメントすると、「(サンタナと山田)2人とも(ここ数試合の)打率もめちゃくちゃ低いし、ちょっとこれは大丈夫かなと不安になってきましたよ。気合い入れなおさないといけないんじゃないですかね」と村上の後続であるサンタナと山田の不振に懸念を口にした。
同じく解説を務めた大久保博元氏も「打順としては組みようがないと思っているので…」と打線の組み換えには反対の姿勢を示し、「まあ、主力にアドバイスはしにくいと思うんですよ。でも、本人も打てないと悩んでいるので単純で明確な指示は必要だと思うんですね」と指摘し、「(今は)山田にしては始動が遅いじゃないですか、なので(首脳陣は)始動だけ早くしてくれないかみたいに一つパッと入れて結果が出るようなアドバイスがもらえたらバタバタっと打てるようになると思うんですよね」と復調への期待を込めた。
直近の5試合で山田は打率.056(18-1)、11三振、サンタナは打率.200(15-3)、8三振と不調が続いている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』