雨天コールドで完封勝利
阪神の才木浩人が1日の広島戦に先発し、自己最多タイの9三振を奪って6回無失点。プロ初完封で4勝目を挙げた。
才木はストレートとフォークのコンビネーションが冴え、初回から空振り三振を量産。2回と3回に得点圏にランナーを出すもいずれも空振り三振でピンチを切り抜け、6回途中降雨コールドでプロ初完封勝利を飾った。
1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次氏は「(最大の魅力は)ストレートの速さと伸びですよね。好打者の西川が空振りするわけですから。ここまですごく安定していますよ」と快投を称賛。
番組MCを務めた高木豊氏は「抜群の投球を見せてくれた。6回で9三振ですよ。三振の取れるピッチャーはやっぱり魅力がありますよね。どのポジションでも任せられると思います」と、リーグトップクラスの奪三振率(8.50)を記録する右腕を高く評価した。
解説を務めた井端弘和氏も「ピンチを作っても三振で点を与えないことは先発ピッチャーの条件の一つに入ってくると思います」と今後の活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』