ロッテ・井口資仁監督

◆ 9回に同点のチャンスを作るも2者連続三振

 ロッテはオリックスに完封負けを喫し連勝は「4」でストップした。

 先発の佐々木朗希はオリックス打線が再三みせてきたバントの構えにも動じず、4回まで毎回奪三振で打者12人に抑えるパーフェクトピッチングを披露。5回に4番・頓宮裕真への死球、宗佑磨の右安打でピンチを迎え、内野ゴロの間に1点を失ったが、9イニング・97球を投げ、9三振4安打1失点の圧巻の内容で試合を作った。

 しかし、味方打線がオリックスの先発・山﨑福也に5回まで2安打無得点に抑え込まれると、6回以降は2番手・山﨑颯一郎の前に3イニングで1安打止まり。最終回は阿部翔太からイニング先頭の4番・山口航輝が左翼線二塁打を放ち、5番の井上晴哉に代えて柿沼友哉が送りバントで一死三塁としたが、安田尚憲と岡大海が連続で空振り三振。打線が最後まで佐々木朗を援護できなかった。

 2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した齊藤明雄氏は9回の攻撃について「(山口の代走)和田の足ですからスコアリングポジションにいればヒットでホームに還ってこれるというのはあるんですけど、ワンアウト三塁になると(ピッチャーは)ワイルドピッチで同点になってしまうので、ものすごくプレッシャーが掛かるんですよ。そういうことを読んでのピンチバンターだったと思います」と、無死二塁から送りバントを命じた井口監督の意図を解説。

 内野ゴロや犠牲フライでも同点になる場面で空振り三振をした安田の打席については「今絶好調のバッターじゃないですか、それなのにボールを見てしまった。追い込まれるまでストレート1本に絞って振ってほしい場面でした」と振り返り、「結局、落ちるボールを振らされて三振なんですけど、2球目のボールを見逃したことが空振り三振につながったと思いますね」と苦言を呈した。

 佐々木朗は9回1失点で自身2度目の完投も報われず4敗目(8勝)。ロッテは再び借金2となり、勝率5割復帰お預けとなった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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ベースボールキング編集部

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