「チームが勝てる投球を」
9月6日の予告先発投手が発表となり、ホームでロッテと対戦する西武は髙橋光成投手(25)が今季23試合目のマウンドへ。
8月16日から個人3連勝で今季は9勝7敗。4日の試合でディートリック・エンスがチーム一番乗りで10勝目を挙げており、「自分もビシッと決めたいと刺激を受けました」と闘志を燃やしている。
2019年に自身初の2ケタ勝利を達成し、昨季も11勝9敗。安定した成績を収めている西武のエース。
3度目の2ケタ勝利が迫っている中、右腕は「自分の勝ちも大事ですが、チームが優勝争いをしている中なので、チームが勝てる投球をしたい」と目の前の勝利に全力を尽くすことを誓う。
そのうえで、昨日ひと足先に10勝目を挙げたエンスについては、「見習うところがたくさんありますし、大事な試合で自分の投球ができるのはすごい。自分もビシッと決めたいと刺激を受けました」と語った。
今季のロッテ戦は2戦して1勝0敗。「ロッテは足を使って攻めてくる印象があるので、無駄なランナーを出さないことに重点を置いて勝負していきます」と注意点についても口にした。
厳しい夏を越え、ペナントレースも最終盤に差し掛かっているが、「週ごとにリカバリーは工夫していますし、体は元気です」とコンディションは不安なし。
最後は「いつも思うことは同じ。自分の力を出し切って、勝ち切りたいと思います」と決意を述べた。