2022.09.06 18:00 | ||||
阪神タイガース | 6 | 終了 | 8 | 東京ヤクルトスワローズ |
甲子園 |
野村&落合に並ぶ6位タイ「状態の良さを証明した当たり」
ヤクルトの村上宗隆選手(22)は6日、敵地での阪神戦で2試合連発となる52号ソロホームランを含む2安打2打点をマークした。
“難敵”青柳晃洋を前に、2回の第1打席は空振り三振に倒れたが、4回一死一・三塁のチャンスで迎えた第2打席はシンカーを右前へ弾き返し先制適時打とすると、続く6回の第3打席はカウント1ストライクから外角いっぱいの144キロをバックスクリーン左へ放り込んだ。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の五十嵐亮太さんは、甲子園もどよめいた“打った瞬間”の一発について、「あのコースをホームランにされたら、ピッチャーはストライクとれないよねっていうボールなので、これは村上を褒めるしかない」と、投手目線から分析。
野村克也(1963年)と落合博満(1985年)に並ぶ史上6位タイの52号ソロは、「それくらい村上の状態の良さを証明した当たりでしたね」と振り返った。
ただ、1点リードの7回二死満塁の絶好機では、2番手左腕・岩崎優のストレートを引っ掛け二ゴロで凡退しており、五十嵐さんは「村上もこういう当たりをするのかと。ちょっと人間っぽい一面を見た(笑)」と“村神様”のミスショットに言及する場面も。
この試合の村上は6打数2安打2三振で、連続出塁記録を30試合に更新。打率.341、52本塁打、127打点の主要3部門のほか、143安打、101得点、出塁率.475もトップをキープしている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』