2022.09.06 18:00 | ||||
阪神タイガース | 6 | 終了 | 8 | 東京ヤクルトスワローズ |
甲子園 |
対ヤクルトは連続完封から一転2連敗
阪神は延長11回までもつれた接戦を落とし3連敗。借金3となり、4位の広島に1ゲーム差に迫られた。
先発の青柳晃洋は3回までパーフェクト。しかし4回、4番・村上宗隆に先制の右前適時打を浴びると、5回は1番・山崎晃大朗に右越え2点適時三塁打を許すなど3点を失った。6回は村上に52号のソロを被弾。6回7安打5失点で降板し、これで8月2日に12勝目を挙げて以降、5試合連続未勝利となった。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の笘篠賢治さんは「青柳は8月16日も神宮でやられたんですけど、右のサイドハンドに対する左打者ってショートの頭とか、逆方向狙いで臨んでやられていた。ヤクルト打線は逆にセンターから右方向に引っ張りにいってる。これで青柳を攻略してきているというのが2試合続いている」とヤクルト打線の青柳対策を分析。
前回登板はミス絡みでの失点が響く展開ではあったが、笘篠さんの指摘通り、左打者が放った安打方向はライト3本、センター1本。約3週間ぶりの再戦となった6日もライト3本、センター1本だった。
8月の対戦までは、青柳が今季2戦2勝の連続完封とカモにしていたものの、ここへきて状況は一転。笘篠さんは「タイガースはここをなんとかしなきゃいけない。青柳くんも策を練っていかないとね」と、いま一度“左打者対策”を再考する必要があると話した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』