社会人野球からメジャーへ羽ばたいた右腕
ENEOS野球部は7日、元メジャーリーガーの田澤純一投手(36)が14年ぶりに入部したことを発表した。
田澤は横浜商大高から2005年に新日本石油(現ENEOS)に入社し、社会人野球では4年間プレー。日本プロ野球(NPB)へ進むことなく2008年12月にメジャーリーグのボストン・レッドソックスと契約し、メジャーでは通算9シーズンで388試合に登板。2013年には上原浩治とともにレッドソックスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
17年からは米マイナー球団を渡り歩き、20年以降はBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズ、台湾の味全ドラゴンズ、メキシコのドゥランゴ・ジェネラルズと3カ国でプレー。今秋から14年ぶりに古巣・ENEOSに復帰し、再びアマチュア球界の頂点を目指すことになった。
なお、ENEOSは今夏行われた都市対抗野球で9年ぶり12度目の優勝を果たし、10月末から始まる日本選手権では2冠がかかる。田澤は「まずは目下10月30日に開幕する日本選手権大会でのダイヤモンド旗奪還を目指し、全力でチームに貢献したいと思いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。
田澤純一投手・コメント全文
この度、ENEOS野球部に復帰することとなりました。2005年から4年間、ENEOS野球部には大変お世話になりました。
在籍期間中は野球の技術だけでなく、社会人としての立ち振る舞い等、多くのことを学ばせていただきました。また、メジャーリーグへの挑戦の際、温かく送り出していただき、誠に感謝しております。
ENEOS野球部に復帰したからには、まずは、目下10月30日に開幕する日本選手権大会でのダイヤモンド旗奪還を目指し、全力でチームに貢献したいと思いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします。