ニュース 2022.09.10. 09:07

ロッテ、上位進出へ絶対に負けられない楽天2連戦

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ロッテの本前郁也
 首位と5ゲーム差の5位・ロッテは、10日から敵地・楽天生命パークで4位・楽天と2連戦。リーグ優勝、CS進出に向けて、最低でも連勝したいところだ。

 この大事な初戦、先発を託されたのが本前郁也。前回登板の8月4日の楽天戦(楽天生命パーク)では、4本の本塁打を浴びるなど、3回9失点で降板した。左打者の被打率.317と打たれており、左打者の多い楽天打線をどう抑えていくかポイントになりそうだ。

 本前には不安定な立ち上がりをゼロで切り抜け、1イニングでも長く投げられれば理想ではあるが、6連戦の初戦とはいえ、チームとしてこれ以上負けられないということを考えれば、早めに見切りをつける可能性も高い。8月29日のソフトバンク戦に先発した森遼大朗のように3回でスパッと代えて、4回からブルペン勝負ということも十分にありえる。

 8月29日の試合でいえば、4回からは岩下大輝が2イニング投げたあと、東條大樹、唐川侑己、ゲレーロ、オスナがスコアボードに0を入れ、打線も1-2の6回に山口航輝の適時打で同点に追いつき、7回に荻野貴司の適時三塁打で勝ち越しこれが決勝点となった。

 1点勝負、ブルペン勝負になれば、今のロッテのリリーフ陣は層が厚い。8日の日本ハム戦で2-0の8回に登板したゲレーロが2点を失ったが、6回終了した時点でリードしていれば現在9連勝中で、オールスター明けの救援防御率は2.68だ。

 益田直也、唐川、西野勇士、ゲレーロ、東條、オスナと経験豊富で勝ちパターンができる投手が揃っており、ロングリリーフができる岩下もいる。先発が早めにマウンドを降りたとしても、岩下が試合を立て直し、その間に打線が得点を奪えれば、勝ちパターンの継投に持ち込める。本前が打たれる前提の話になってしまっているが、先発を無理に引っ張らなくても、1、2点差以内ならば今のロッテは十分勝利に繋げることができるのだ。

 問題は打線。現在2試合連続で二桁安打、5得点以上挙げているが、今夜の先発は田中将大と大量点は見込めない。なんとか3点を奪い、そのリードを守りきるという形に持ち込みたい。

 楽天との2連戦で連敗するようだと、わずかに繋がっていたリーグ優勝、CS進出という希望もほぼ消えてしまう。現実的にリーグ優勝が厳しいのは、筆者も理解している。ただリーグ優勝を目指し、選手たちが必死に戦っているのも事実だ。残り試合、“何言っているんだこの人は”と笑われたとしても、わずかな可能性を信じて、最後まで戦い抜く選手たちを応援し続けることが大切なのではないだろうか。目の前の1試合、まずは今夜の楽天戦に勝利したい。

文=岩下雄太

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