ソフトバンクと西武はともに連敗3でストップ
混戦が続くパ・リーグは11日、再び上位を争うソフトバンク、西武、オリックスの3チームがゲーム差なしで並んだ。
前日に今季初めて単独首位に立ったオリックスは、ソフトバンクとの直接対決に3-4で敗戦。終盤に相手のミス絡みで1点差にまで詰め寄ったが、逆転勝利とはならず1日で首位の座を明け渡した。ソフトバンクは連敗を3で止め首位奪還。6回5安打2失点で10勝目(5敗)を挙げた先発の千賀は、7年連続2ケタ勝利を達成した。
打線が振るわず3連敗中だった3位の西武は、最下位・日本ハム相手に3-0で勝利。打線は5番・中村の11号先制ソロなどで3回までに3点を先取し、投げては先発の與座が5回無失点と粘り自身初のシーズン10勝目(6敗)をマークした。
4位の楽天は5位・ロッテに3-2で逆転勝利。7回まで0-2と苦しい展開だったが、8回に2番・小深田が逆転となる2号3ランを放ち試合をひっくり返した。
この結果、上位3チームが再びゲーム差なしで並び、楽天は3強と2.5差。ソフトバンクは残り18試合、西武とオリックスは同13試合、楽天は同17試合となり、優勝&クライマックスシリーズ進出争いは、ますます混沌としてきた。
【パ・リーグ:上位4チームの順位表】※9月11日終了時点
1位:ソフトバンク 65勝58敗2分 勝率.5284
2位:西武 67勝60敗3分 勝率.5275
3位:オリックス 68勝61敗1分 勝率.5271
4位:楽天 63勝61敗2分 勝率.508