対ヤクルト戦の連敗を5でストップ
DeNAは逆転勝ちでヤクルトとの首位攻防戦に勝利。対ヤクルト戦の連敗を5でストップした。
先発の今永昇太は初回、山田哲人に先制ソロを浴びたが、その後は粘りのピッチングで7回119球、4安打1失点で降板。エスコバー、入江大生の継投で逃げ切り10勝目をマークした。
打線は4回に先頭の宮﨑敏郎が出塁し一死後に大和と嶺井博希の連打で一死満塁の好機を作ると、ピッチャーの今永がレフトへの2点タイムリーヒットで逆転。さらに、一・二塁から桑原将志の二塁打で追加点を挙げると、さらに二・三塁で楠本泰史がタイムリーを放つなど、打者10人の猛攻で一挙5点を奪った。
12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は、「昨日、ヤクルトのマジックが点灯して、DeNAのほうの気持ちが心配だったんですよ。でも、(初回に)いきなり桑原がプレーボールから心の準備がしっかりできたプレーを見せてくれた。(4回の)牧もなんとかしたいというヘッドスライディングや、まだまだあきらめていないぞという気持ちが伝わってきてたのもしく見えました。ゲーム差があってマジックはありますけど、最後まで追ってほしいなと思いましたね」と、強い気持ちを見せた戦いぶりを評価。
同じく解説を務めた野村弘樹氏も「正直、優勝できるかは別としてCSでスワローズと戦う可能性もあるので、このままではいかんぞという気持ちは見せてくれた。こういう気持ちがあればしっかり戦えるんじゃないかと思いましたね」と期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』