赤ヘル軍団から3カ月連続で選出
日本野球機構(NPB)は13日、「スカパー!月間サヨナラ賞」の8月度受賞者を発表。セ・リーグは広島の秋山翔吾選手、パ・リーグは日本ハムの近藤健介選手がそれぞれ初受賞した。
秋山は8月6日・阪神戦(マツダスタジアム)の9回、3点差を追いついて迎えた一死二塁のチャンスで、岩崎優から右翼へ決勝適時打を放ちチームを劇的な逆転勝利に導いた。
なお、広島勢の受賞は3・4月度の西川龍馬、6月度の宇草孔基、7月度のライアン・マクブルームに続いて今季4度目。同一球団からの3カ月連続選出は2019年の阪神以来の快挙となった。
近藤は29歳の誕生日だった8月9日・西武戦(札幌ドーム)の1点ビハインドで迎えた9回無死一・二塁の場面で、増田達至のストレートを捉え4号逆転サヨナラ3ラン。プロ11年目にして初のサヨナラ本塁打で同賞初受賞となった。
受賞選手には、スカパーJSAT株式会社より、トロフィーと賞金30万円が贈られる。
▼ 秋山翔吾選手・コメント全文
スカパー!サヨナラ賞を受賞することができ嬉しく思います。
ピースナイターとして行われた8月6日の試合は広島にとって特別な日でもありましたし、色々な方の思いが打たせてくれた1本だと思います。
これからも野球ができていること、平和への思いを心に秘めながらこの日を忘れずにやっていきたいと思います。
▼ 近藤健介選手・コメント全文
サヨナラ本塁打に縁がないと思っていたので、まさか誕生日に打てたこと、ましてやサヨナラ賞を頂けたこと大変嬉しく思っています。
拳さんと清宮がいい感じで繋げてくれていたので三振してもいいぐらいの気持ちで割り切って、思い切り振りました。プロ一、人生一の当たりだったので最高の打球だったと思います!
チームとしては苦しい試合が続いていますけど、少しでもあのようなホームランだったりハッスルプレーで喜んで頂こうと選手たち頑張っているので、引き続き応援していただけると嬉しいです。
2022年度『スカパー!サヨナラ賞』
<セ・リーグ>
3・4月度 西川龍馬(広島)
5月度 山崎晃大朗(ヤクルト)
6月度 宇草孔基(広島)
7月度 ライアン・マクブルーム(広島)
8月度 秋山翔吾(広島)
9・10月度
<パ・リーグ>
3・4月度 浅村栄斗(楽天)
5月度 栗山 巧(西武)
6月度 島内宏明(楽天)
7月度 髙部瑛斗(ロッテ)
8月度 近藤健介(日本ハム)
9・10月度