パドレスのダルビッシュ有

● マリナーズ 0 - 2 パドレス ○
<現地時間9月13日 T-モバイル・パーク>

 パドレスのダルビッシュ有投手(36)が13日(日本時間14日)、敵地でのマリナーズ戦に先発登板。8回2安打無失点で14勝目(7敗)を挙げ、ポストシーズン進出へ負けられないチームの連敗を「2」で止めた。

 初回、二死から3番・スアレスに左翼手の頭を越える単打を許したものの、4番・サンタナを空振り三振に仕留め無失点スタート。2回以降はテンポ良くアウトを重ね粘り強く打線の援護を待った。1点を先制してもらった直後の4回裏はスアレス、5回は6番・ラリーに大飛球を中堅後方へ運ばれたが、いずれもフェンスは越えず中飛。ヒヤリとする打球がありながらも、1回途中から6回まで16打者連続アウトを奪い今季14勝目の権利を得た。

 6回まで72球とペースも上々。1点リードの7回は先頭の2番・フランスに初回以来となる安打を許したが、続くスアレスを94.8マイル(約153キロ)の直球で空振り三振斬り。続くサンタナは初球のカットボールで二ゴロ併殺に仕留めこの回もゼロを刻んだ。

 8回は先頭の5番・フレージャーを中飛に退けると、続くラリーには右翼ポール際へ大ファウルを許すも最後は外角低めに沈むスプリットで空振り三振。最後は7番・ウインカーを左飛に仕留め、8回94球、2安打無失点、7奪三振無四球の快投で降板となった。

 マリナーズは1点リードの9回表、一死一、三塁の好機を作り、2番・ソトの投ゴロの間に貴重な2点目をゲット。その裏は今夏のトレードでブリュワーズから加入した救援左腕のヘイダーが完封リレーで締め、ダルビッシュはメジャー1年目で16勝を挙げた2012年のレンジャーズ時代以来、10シーズンぶりとなる14勝目を手にした。

 この日も安定感抜群の投球で防御率は3.16に良化。ポストシーズン進出争いが過熱してきた8月下旬からこれで4戦4勝とし、今季22度目のクオリティスタート(QS=6回以上、自責点3以下)達成はナ・リーグ単独1位となった。

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ベースボールキング編集部

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