ソフトバンク戦3連敗の悪い流れを断ち切れず
西武は守備のミスが続出して痛恨の4連敗。
2点を追う3回、無死二塁から髙部瑛斗を空振り三振に仕留めたが、捕手・森友哉が後ろに弾いてしまい振り逃げで出塁を許す。続く中村奨吾の打席で、平井克典が一塁へ牽制するも、一塁手・呉念庭の判断ミスで飛び出した一塁走者の髙部瑛斗は二塁へ。
さらに、4回には二死一、二塁から中村奨吾が左中間に放った当たりをセンター・鈴木将平の落球で二者の生還を許すなど、記録に残らないミスが目立ち完敗を喫した。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の笘篠賢治さんは「打てないとかそういうことがあるんですけど、ミスが多いですよね。残り試合が少なくなっていく中で負けられないゲームが続くのでミスというは減らさないといけない。防げるミスですから」と、苦言を呈した。
解説を務めた達川光男さんはここ数試合の西武の戦いぶりについて「ホークスとの3連戦を生で観戦したんですけど、山川が39号を打って40本にリーチが掛かってから、甲斐にインコース攻めをされたんですよ。そこからチームがちょっとおかしくなりましたね。山川の復調なくして西武の浮上はないと思います」と、12日のソフトバンク戦で39号2ランを打ってから打点がない主砲の不調がチームに影響を与えていると私見を述べた。
西武は9月の12試合で3勝9敗。チーム打率.187、防御率4.37と投打ともに不調が続いている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』