ニュース 2022.09.19. 06:59

左腕王国DeNAで光る大貫晋一の存在感 自己最多11勝目に凝縮されていた“工夫”

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DeNA・大貫晋一 (C) Kyodo News

解説陣も絶賛「工夫の詰まった投球内容」


 DeNAは敵地で巨人に3-1で勝利。連敗を3で止めた。

 18日の試合はプロ4年目の大貫晋一が先発。序盤から丁寧な投球で凡打の山を築き、6回を投げて被安打6・与四球2つも6奪三振で1失点。キャリアハイとなるシーズン11勝目を掴んだ。




 初回から丸佳浩にあわや本塁打という特大の二塁打を浴びるなど、立ち上がりからピンチは作りながらも要所を締めた28歳右腕。中盤からは波に乗り、5回までゼロを並べていく。

 味方が2点を奪った直後の6回裏、先頭の岡本和真にライトスタンドに叩き込まれて2-1。さらに続くグレゴリー・ポランコに四球を与えて同点の走者を出したが、後続を落ち着いて斬って最少失点で留めた。

 終盤は勝ちパターンが1イニングずつを無失点で締め、3-1で逃げ切り勝ち。DeNAが連敗を3で止め、大貫はチーム単独トップにして自己最多更新となる11勝目を挙げた。



 18日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は、“大貫と嶺井のバッテリー”に注目。「見事な投球術でしたよね」と称えた。

 一つ目のポイントとして「好調・中田翔とどう対峙するか」という点に注目していたという高木氏。「最初からインサイドのシュートでかなり内を意識付けさせて、最後は外にスライダーと。このボールのキレが抜群に良かったですね」と振り返り、相手の得点源を封じた攻め方を賞賛した。

 さらに、最初の打席であわや本塁打という大飛球を浴びた丸に対しても「2打席目でやり返すんですが、走者なしの場面でクイックを使って三振に仕留めるんですよね。こういった工夫が随所に見られて、テクニックを感じましたね」とし、ボールを投げ込む以外の部分の“工夫”を強調する。

 同じく番組に出演した五十嵐亮太氏も「ただ投げるだけでなく、打者のタイミングを外すだとか、コーナーに丁寧に投げ分けるといったところ。これが本人も話していた“投球術”ですよね。まさに工夫の詰まった投球内容だった」と語り、投手出身のレジェンドもそのテクニックに太鼓判を押した。


 DeNAといえば、エース・今永昇太を筆頭に左腕がローテを支えている印象も強かったが、その中で安定した投球を見せて右の柱となりつつある背番号16。

 青柳晃洋(阪神)と戸郷翔征(巨人)が「12」で並ぶ最多勝レースにも殴り込みをかけることができるか。最後の最後まで目が離せない。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』



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