ニュース 2022.09.21. 11:30

リーグトップの盗塁数を誇るロッテ・髙部「45盗塁を目指して今はやっています」

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リーグトップの盗塁数を誇るロッテ・髙部瑛斗(C) Kyodo News
 ロッテの3年目・髙部瑛斗はここまで41盗塁を決め、2位の松本剛(日本ハム)に20個差をつけて、盗塁ランキングトップを走っている。

 盗塁王に関して髙部は「そこまで気にはしていないですけど」と話すが、「40個ちょっと走れているのはすごく自信になっています」と手応えを掴む。

 オールスター前は4球目、5球目に盗塁することも多かったが、オールスター明けの12盗塁中10盗塁は3球目以内(盗塁を決めたときに打席に立っていた打者)に決めたもの。9月17日の日本ハム戦、18日の日本ハム戦はいずれも1球目に盗塁を成功させている。ちなみに、オールスター前は2試合連続で初球に盗塁を決めたということはなかった。オールスター前に比べて、早いカウントで盗塁を決める場面、仕掛けるケースが増えたことがわかる。

 髙部は「後ろのバッターも待ってくれていることも多いので、少しでも早く走ることによって後ろのバッターの負担を減らしたい気持ちもあって、そういうのを意識してやっています」とその理由を説明する。

【オールスター前までの29盗塁】
91試合:盗塁成功:29 失敗:6
1球目:4盗塁
2球目:10盗塁
3球目:3盗塁
4球目:7盗塁
5球目:4盗塁
※3球目に投げる前に、牽制で誘い出されるも二塁盗塁セーフも1盗塁

【オールスター以降の12盗塁】
37試合:盗塁成功:12 失敗:4
1球目:4盗塁
2球目:2盗塁
3球目:4盗塁
4球目:1盗塁
※1球目後に牽制で飛び出してしまうも二塁盗塁セーフも1盗塁

 3球目以内での盗塁が増えたのも後ろのバッターの負担を減らす以外に、6月に取材したときに話していた「考えた上で、根拠を持って走っていきたい」ということも関係しているのだろうかーー。

 「もちろん根拠があってスタートするんですけど、根拠を見逃さないようにとか、ちょっとしたピッチャーの癖の変化を見て、スタートするようにしています」。

 スタートを切る上で「ほぼ全体を見て、ここはいけそうだなと思ったら走っています」と根拠にプラスアルファ、自分が走れそうなタイミングと見たら次の塁を狙う。

 現在41盗塁で球団のシーズン盗塁ランキングでは歴代5位タイにあたる。残りは9試合。「45盗塁を目指して今はやっています」と髙部。45盗塁をマークすれば、球団のシーズン盗塁ランキング3位となる。残り試合を考えれば、ほぼ盗塁王獲得は間違いないが、目標とする“45盗塁”をクリアして、タイトルを獲得して欲しいところだ。

▼ ロッテのシーズン盗塁数トップ5
1位 56盗塁 小坂誠(1997年)
2位 55盗塁 西村徳文(1988年)☆
3位 43盗塁 小坂誠(1998年)☆
4位 42盗塁 西村徳文(1989年)☆
5位 41盗塁 弘田澄男(1980年)、西村徳文(1987年)☆、西岡剛(2005年)☆、岡田幸文(2011年)、髙部瑛斗(2022年)
※ ☆は盗塁王
※ 記録は2022年9月20日終了時点

取材・文=岩下雄太
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