ヤクルト・高津監督 (C) Kyodo News

● ヤクルト 0 - 3 中日 ○
<25回戦・神宮>

 優勝へのマジックを「4」に減らして本拠地に戻ってきたヤクルトは完封負け。同日の試合に2位・DeNAが勝利したためマジックは減ることなく、最短優勝は9月24日・DeNA戦(神宮)にずれ込んだ。

 ヤクルトはドラフト1位ルーキーの山下輝がプロ初登板初先発。走者を出しながらも4回まで無失点に抑えていたが、5回二死一・三塁からアリエル・マルティネスの適時打、さらに高橋周平にも適時打を許し2点を先制されて降板。5回途中9安打2失点という内容だった。

 「ランナーを背負うことがたくさんありましたが、何とか粘って投げることができたとは思いますが、もう少しリズム良く投げて流れをつくりたかったです」

 優勝が目前に迫る中、緊張感のある初登板をこう振り返った山下。高津臣吾監督は「変化球も低めを意識して投げていましたし、ストライク取れるボールも、変化球もあるし、結果やられましたけど、ピッチングにはなるな」と、及第点を与えた。

 打線は中日先発の髙橋宏斗に対して、投手の山下の1安打のみに抑え込まれた。4番の村上宗隆はこの日もノーアーチ。日本選手単独最多の56号は明日以降にお預けとなり、4打数無安打2三振に終わった。

 高津監督は「チームの4番ですからね。堂々とグラウンドに立ってフルスイングしてくれたらそれでいいと思っています」と、主砲への信頼感は変わらない。

 明日からは2位のDeNAと神宮で直接対決3連戦。2勝すれば2年連続の優勝が決まる中、明日のチケットは完売。満員のファンが球場を包み込む。

 「お客さんの期待に応えられるように素晴らしい試合をしたい」と指揮官。気持ちを切り替え、連覇へラストスパートをかける。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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