ロッテ・山口航輝 (C) Kyodo News

◆ “サイクル本塁打”まであと一歩

 ロッテが敵地でオリックスに快勝。

 22日の試合は「7番・右翼」で先発出場した山口航輝が4打数4安打、3本塁打で8打点の大暴れ。18安打・13得点の勝利に貢献した。

 ショーのスタートは初回。一死満塁で山岡泰輔と対峙すると、初球のカットボールをレフト線へ運ぶ2点適時二塁打。一挙4得点の猛攻に加担する。

 さらに4回、無死一塁の場面では2ボールからのカットボールを完璧にとらえ、打った瞬間確信の12号2ラン。6回の四球を挟み、7回は一死走者なしで村西良太からまたまたカットボールをレフトスタンドまで叩き込む13号。10-1とリードを拡大した。

 極めつけが8回。二死一・二塁から、今度は東晃平の緩いカーブにタイミングを合わせてスタンド上段まで運ぶ2打席連発、この日3本目の14号3ラン。終わってみれば4打数4安打1四球、うち3本は本塁打で8打点という大暴れ。

 しかも本塁打もソロ・2ラン・3ランであり、初回の適時二塁打が本塁打だったら全種類の本塁打を1試合で放つ“サイクル本塁打”だったという神がかり的な活躍だった。

 22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した池田親興氏も「度肝を抜かれました」と驚嘆。

 「どれも完璧なホームランで音も良いんですよね。しかも、途中に四球を選んでいる。打つだけでなく、しっかりとボールを選んでいるところも素晴らしかった」と続け、途中で打撃が雑になることがなかった点も評価した。

 スイングについても「変化球にタイミングをズラされることもなく、しっかりと軸足が残っているんですよね。見ていて城島健司さんの打撃を思い出しました」とし、右膝が地面につきそうになりながらフルスイングでレフトスタンドへ叩き込む姿を見て、往年の強打者を思い出したという。

 「ロッテは得点を取るというところで苦しんだ部分もあったかと思いますが、良いポイントゲッターが出てきたなという感じがします」と、最終盤で爆発した和製大砲に熱視線。

 チームを逆転CSに導く使者となるか、引き続き22歳のスラッガーから目が離せない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

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