絶好機で中軸が沈黙…
巨人はチャンスで1本が出ず完封負け。4位・広島との差は「0.5」となった。
打線は3回、二死満塁のチャンスに4番・中田翔がライトフライに倒れ無得点。3点を追う8回は、無死満塁の絶好機を作るも中田が右飛、岡本和真が見逃し三振、代打・中島宏之はセカンドフライでチャンスを潰した。
22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は「一番気になったのは中田の打ち方なんですよ」と語り、「自分で勝負を決めに行けばいいのになんか右打ちを意識したバッティングをしたんですよ。バッティングっていろんな考え方があるんですが、今、中田の状態がいいので一発でひっくり返すようなスイングを見たかったんですよ」と、スラッガーとしての積極性を求めた。
解説を務めた池田親興氏は「彼はホームランを打てる選手ですから一球でも強く振られたら相手ピッチャーは嫌だったと思うんですよ。(つなぎのバッティングを意識した)彼の考え方も非常によく分かりますが、試合の雰囲気を変えたり、流れを劇的に変える力を持った選手なので」と、高木氏の意見に同調した。
巨人は残り5試合で4勝(1敗)すれば自力でのCS進出が決まる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』