2022.09.28 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 0 | 終了 | 1 | 中日ドラゴンズ |
横浜 |
9月は先発3登板で防御率0.93
すでにクライマックス・シリーズ進出を決めているセ・リーグ2位のDeNAに、ここへきて楽しみな新戦力が台頭してきた。
7月に新加入したロバート・ガゼルマン投手(29)が、28日の中日戦で7回3安打無失点の好投を披露。勝利投手とはならなかったが、9月に入ってからは先発登板3試合で2度のHQSをマークし、1勝1敗、防御率0.93の好成績を記録している。
2度のHQSはいずれも中日戦とサンプルが少なく、評価が難しいところではあるが、来日初黒星を喫した21日・巨人戦も6回途中2失点とまずまずの内容。先発ローテーションに新戦力が加わったとみてよさそうだ。
ガゼルマンについて、28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の真中満さんは、「先発の4枚目、5枚目に入ってくる感じしますよね」と、ポストシーズンでも先発ローテの一員として貴重な戦力になると評価。
投球スタイルに関しては「安定感がありますよね。バチバチ三振取るようなタイプじゃないですけど、しっかり打たせてとっている」と振り返り、CSファイナルステージで対戦する可能性がある古巣ヤクルト打線も「ハマるといかれてしまいそうですよね」と話した。
ガゼルマンは来日初登板だった8月27日のヤクルト戦(横浜)で、ホセ・オスナに一発を浴びるなど1回4失点のホロ苦デビューだったものの、その後に先発調整して臨んだ試合では上々の投球を披露。
エースの今永昇太、チーム最多11勝を挙げている大貫晋一らに続く先発投手陣の一角として、ポストシーズンでも活躍が期待される。
▼ DeNAの主な先発投手陣
今永昇太 20試 10勝4敗 防2.37
大貫晋一 23試 11勝8敗 防2.80
濵口遥大 18試 8勝6敗 防3.34
石田健大 14試 6勝4敗 防3.23
上茶谷大河 13試 3勝6敗 防4.73
ガゼルマン 4試 1勝1敗 防2.66
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』