オリックスが大逆転でのリーグ連覇
パ・リーグは2日、レギュラーシーズンの全日程が終了。オリックスの大逆転優勝で幕を閉じ、同時に個人タイトルが確定した。
打撃部門では日本ハム・松本剛が、両リーグトップの打率.347で首位打者賞を獲得。11年目での初タイトルとなった。昨季は打点王に輝いた楽天・島内宏明は、今季は161安打で最多安打者賞に輝いた。西武・山川穂高は本塁打と打点王の2冠。本塁打王は自身3度目、打点王は初受賞となった。最高出塁率賞は2年連続でオリックス・吉田正尚。盗塁王はロッテで今季飛躍した髙部瑛斗が2位以下に大差をつけて受賞した。
投手の先発対象部門は、今年もオリックス・山本由伸が総なめ。最優秀防御率、勝率一位、最多勝、最多奪三振の主要4冠王に輝き、2年連続の“投手4冠”は史上初の快挙となった。セーブ王は楽天・松井裕樹が2019年以来、2度目の受賞。最優秀中継ぎ投手賞は、ともに西武の勝ちパターンを担った平良海馬、水上由伸が同数で受賞した。
パ・リーグのタイトル受賞者は以下の通り。
打撃部門
<首位打者賞>
松本剛(日本ハム)
打率.347
<最多安打者賞>
島内宏明(楽天)
161安打
<最多本塁打者賞>
山川穂高 (西武)
41本塁打
<最多打点者賞>
山川穂高 (西武)
90打点
<最高出塁率賞>
吉田正尚(オリックス)
出塁率.447
<最多盗塁者賞>
髙部瑛斗(ロッテ)
44盗塁
投手部門
<最優秀防御率投手賞>
山本由伸(オリックス)
防御率1.68
<勝率第一位投手賞>
山本由伸(オリックス)
勝率.750
<最多勝利投手賞>
山本由伸(オリックス)
15勝
<最多三振奪取投手賞>
山本由伸(オリックス)
205奪三振
<最多セーブ投手賞>
松井裕樹(楽天)
32セーブ
<最優秀中継ぎ投手賞>
平良海馬(西武)
水上由伸(西武)
35ホールドポイント