ニュース 2022.10.05. 10:39

ロッテ・佐々木朗希、侍ジャパン初選出「今後の野球人生につながる投球をしたい」

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ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News

佐々木朗希が代表選出


 11月に行われる『侍ジャパンシリーズ2022』の日本ハム戦、巨人戦、オーストラリア戦に臨む日本代表のメンバー28人が発表され、ロッテからは佐々木朗希が選出された。

 佐々木はロッテ球団を通じて「代表クラスの皆様と一緒にプレーが出来る機会をいただき、うれしく思います。貴重な時間になると思うので、いろいろなことを吸収したいと思います。そして今後の野球人生につながる投球をしたいと思います」と意気込んだ。

 佐々木はプロ3年目の今季、初登板となった3月27日の楽天戦で自己最速となる164キロを計測すると、4月10日のオリックス戦ではプロ野球史上16人目となる完全試合達成&NPBタイ記録となる1試合19奪三振を記録。続く17日の日本ハム戦でも8回を無安打に抑える投球を見せるなど、3・4月は5試合に先発登板して、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残し、プロ3年目で初の月間MVPを受賞。

 5月以降は、6月3日の巨人戦で5回5失点、8月3日の楽天戦、8月19日の楽天戦で5点を失うこともあったが、シーズントータルで見ると規定投球回に届かなかったものの、129回1/3を投げて9勝4敗、防御率2.02、リーグ2位の173奪三振を記録した。


魅力的な若手が多いロッテ


 プレミア12、東京五輪と2大会続けてロッテから日本代表に選ばれた選手が出なかったが、今回強化試合とはいえ佐々木朗希が日本代表に選出されたことは非常に光栄なこと。来年3月に開催予定のWBCにも日本代表として、選出されることを願うばかりだ。

 それとともに来年3月のWBCは現実的ではないが、この先の国際大会でロッテから日本代表に選出される選手が増えることを期待する。ロッテには魅力的な若手選手が多い。盗塁王に輝き安打数でもリーグ2位の148安打を放った髙部瑛斗、チーム最多の16本塁打を放った山口航輝、わずかに規定打席に届かなかったが夏場以降安定した打撃を披露した安田尚憲、盗塁阻止率リーグトップの.361をマークした佐藤都志也、捕手という難しいポジションながら一度も一軍抹消することなく1年間一軍で戦い抜いたルーキーの松川虎生、さらには藤原恭大、和田康士朗、茶谷健太などもいる。

 投手陣も日本代表に選出された佐々木朗希をはじめ、トミー・ジョン手術から完全復活を目指す種市篤暉、横山陸人、中森俊介、秋山正雲など、将来の日本代表候補は数多くいる。2年連続規定投球回に達した小島和哉、今季シーズン自己最多の18ホールドをマークした小野郁は、来年27歳の年齢にあたり若手というくくりに入れるのはどうかと思うが、彼らも順調にキャリアを積んでおり、日本代表に選ばれても良いだけの力は持っている。

 球団として“常勝軍団”を掲げているが、選手個人個人の成長、成績アップがリーグ優勝、その先の常勝軍団、代表クラスの選手が増えていくことにも繋がっていくはずだ。そうなるためにも、若手の成長は必要不可欠。新監督のもとこの秋は徹底的に鍛え、まずは来年“常勝軍団”への第一歩となるシーズンにしたい。

文=岩下雄太
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